参加者の方には、普段何気なく暮らしている環境を見つめ直し、自然を取り入れた暮らしを考え、気づくことで、参加者らの中にある2つの"ソウゾウ"する力(想像力と創造力)は、無限に広がります。
世界にある様々な「すみか」を紹介しながら、環境と共に暮らす理想の「すみか」を作成していただきます。
曽我部 昌史(株式会社みかんぐみ、神奈川大学教授)
1962 年福岡県生まれ。88 年東京工業大学大学院修士課程修了。88 ~ 94 年伊東豊雄建築設計事務所。94 ~ 95 年東京工業大学助手。94 年ソガベアトリエ設立。95 年NHK 長野放送会館の設計を機に、加茂紀和子、竹内昌義、マニュエル・タルディッツらとみかんぐみ共同設立。2001 年~ 06 年東京藝術大学先端藝術表現科助教授。06 年~ 神奈川大学工学部建築学科教授。博覧会、住宅、保育園、ライブハウスなどの建築設計から家具、プロダクト、インスタレーションまで幅広くデザインを手がける。
【+DESIGNワークショップの様子】
+DESIGNワークショップ「森の巣~自然のなかで自分の巣をつくろう~」では、前半に「まなぶじかん」を設け「すみか」について学び、その後「つくるじかん」で自分の理想の「すみか」を描きつくるプログラムを行いました。
「まなぶじかん」では、世界の「すみか」をスライドで見ました。自然やそこにある素材を利用して作った「すみか」について学んでもらいました。
「つくるじかん」では、用意された9枚の自然風景のパネルの中から1枚を選んでいただき、そこに自分の理想の「すみか」を思い浮かべ、パネルの上に「すみか」を作ってもらいました。用意したクレヨンやマジック、絵具の他に、木や枝、石や砂など様々な自然素材をパネルに張ったり、色を塗ったりして理想の「すみか」づくりをしていただきました。
参加者の一人は森の写真を選び、「ものぐさの夏の家」と題し、パネルに木々や枝などを貼り付け、ツリーハウス風の理想の「すみか」を作り上げていました。
最後に作った「すみか」について発表をしていただき、講師の曽我部氏から講評をしていただきました。
また、参加者全員のつくった「すみか」をまとめ、一冊の冊子を作り参加者全員に手渡しました。
まなぶじかん
世界の自然と共生している「すみか」のスライドを見て「すみか」について学びました。
休憩時間理想の「すみか」を作成するために、9枚の自然風景写真の中から1枚選んでもらいました。
つくるじかん選んだパネルに色紙を張り付けながら自然と共生する理想の「すみか」を作成していました。
つくるじかん別の紙に絵を描いて、パネルの上に貼っていました。
つくるじかん選んだパネルに色々な素材(小枝や砂や石など)を張り付けながら自然と共生する理想の「すみか」を作成していました。
講評仕上がった「すみか」に対して、講師の曽我部氏から講評していただきました。
【ワークショップで作成した作品集】