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■+DESIGN セミナー「街のリソースのリサイクル」

いま街は、リサイクルされることを待っているのではないでしょうか。リサイクルといっても、素材に分解してつくり直すのではなくて、ちょっと別の生かし方を与えるようなやり方です。そう思って街を眺めていると、突っ込んで欲しい、といっているように見えてきてなりません。そんな街を相手に、新しい見立てを加えること、そして、そのことによって背後に隠れていた特性を引き出すこと。それが最近、一番の関心事です。これまでの成長型に偏った価値観では、そういったやり方を引き出すことも評価することも難しいかも知れません。でも、この先の街や建築の可能性を考えると、そういう新しさへの注目が大事なんじゃないかと思っています。
これまで関わってきたプロジェクトを紹介しながら、そういった話ができればと思っています。

 
【開催概要】
■開催日時   2011年1月21日(金)19:00~21:00
■参加者数   約45名


【講師】

sogabe.gif 曽我部 昌史(株式会社みかんぐみ、神奈川大学教授)

1962 年福岡県生まれ。88 年東京工業大学大学院修士課程修了。88 ~ 94 年伊東豊雄建築設計事務所。94 ~ 95 年東京工業大学助手。94 年ソガベアトリエ設立。95 年NHK 長野放送会館の設計を機に、加茂紀和子、竹内昌義、マニュエル・タルディッツらとみかんぐみ共同設立。2001 年~ 06 年東京藝術大学先端藝術表現科助教授。06 年~ 神奈川大学工学部建築学科教授。博覧会、住宅、保育園、ライブハウスなどの建築設計から家具、プロダクト、インスタレーションまで幅広くデザインを手がける。

 

【セミナーの様子】

+DESIGNセミナーでは、「建築」の分野で活躍されている曽我部昌史氏を講師にお招きし、「街のリソースのリサイクル」というテーマについて講義をしていただきました。
講師の曽我部氏が今まで取り組んできた事例を紹介していただきながら、これからの社会で問題になってくるであろう問題について、わかりやすく講義していただきました。
最後に行われた質疑応答では、参加者からの質問に対し、丁寧に答えていただきました。

講義の様子sogabe_01.JPG講師:曽我部 昌史氏


セミナーの様子 sogabe_02.JPG募集期間が短かったにもかかわらず、多くの方に参加していただきました。

質疑応答の様子 sogabe_03.JPG一つ一つ丁寧に質問に答えていただきました。


【講義概要】

日本は今、超高齢化社会といわれています。当然人口も年々減少しています。高齢化社会や人口減少問題は、日本に限った問題こいうとではなく、世界中のあらゆる国で問題になっています。隣国の中国でさえ、将来的には人口が減少するというデータがあります。
そんな社会的背景があるにも関わらず、現代社会は人口増加に合わせた「ものづくり」をしています。減る人口に対して、あふれるモノ。これからの世の中は、人口減少に合わせた社会づくりが重要だと私は考えます。
今あふれているモノに対して、新しい価値をクリエーションする時代になるのではないでしょうか。
「街のリソースはリサイクルされるのを待っている」と私は考えています。

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