【開催概要】
6回目となる今回は、神戸を中心として活動するクリエイターの作品などを紹介をする展覧会「CREATORS SHOWCACE 2」の出展者の方々にプレゼンテーションを行っていただきます。クリエイターのプレゼンテーションに興味がある方は、ぜひご参加下さい。
【日 時】2012年3月24日(土)13:30〜15:30 開場13:00
【定 員】観客 40名程度
【対 象】どなたでも観客として聴講できます。
【参加費】無料
・岡田有以(hanoA)
・小林新也(合同会社シーラカンス食堂)
・田村弘昭
・畠健太郎(PRISM)
・和田武大(株式会社キュービックデザイン)
6回目となる今回は、「CREATORS SHOWCACE 2」に出展している5名の出展者の方々にご自身の作品や活動などについてプレゼンしていただきました。
■小林新也(合同会社シーラカンス食堂)
・発表内容
様々な作品を出展しているため、パワーポイントで活動を紹介するだけではなく、自身の出展作品の前で実際に手に取り、作品や活動についてじっくりと紹介していただきました。その後、地元小野市の商店街で活動している「Banshu Cafe」での活動や普段からデザインについて感じている「もやもや」についてなど様々な内容を話していただきました。
・3月23日(金)~25日(日)まで、原田の森ギャラリーで「ゆめのはこ」というイベントが開催されていました。そこで、ディレクターとして活動している畠氏と、写真館のブースを出している岡田氏にテレビ電話を使い、中継で自身の作品の発表とイベントの報告を行っていただきました。
■畠健太郎(PRISM)
・発表内容
「ゆめのはこ」というイベントは、こどものアートイベントですがこどもだけではなく、障害をもつ方の作品も展示してあります。プログラムとしては、アート展示や絵画展示、ワークショップなど行っており、テレビ電話で発表を行うことによって、実際に子供が楽しんでいる様子を伝えていただきました。
・発表内容
作品はおもに写真や花冠を出展しています。「人生は映画だ」をコンセプトに人々が生活の中で楽しめるように表現しています。写真は基本フィルムで撮り、やわらかさや素の雰囲気を撮るように心がけています。
「ゆめのはこ」のイベントでは、写真館のブースを出しており、会場に来られた方の写真を撮り「ゆめのはこ」のロゴを入れてプリントアウトし、イベントの思い出としてプレゼントするというプログラムを行っていました。
・発表内容
「CREATORS SHOWCASE」に出展すると決まったときに「SHOWCASE」というキーワードを聞き、自分の作品をショーケースの中にいれようと思いつきました。出展作品はiphoneを2つ使いそれぞれ違うスライドショー流し、作品紹介を行いました。
片方では作品を撮った写真をスライドさせ、もう片方では、作品を紹介し、二つの映像がリンクするように作りました。プレゼンでは、ご自身の結婚式の時に作った作品や、神戸空港でのプロジェクトなどを紹介しました。
・発表内容
展示している作品は、カレンダーの数字がなくても配列だけで分かるのではないかという思いつきから作りました。そして、日常にこのカレンダーを置き、カレンダーとして昨日するのかという実験を行ったときのものです。普段の活動はヒューマンインタラクションという分野の活動をしています。ヒューマンインタラクションとは、「人間とコンピュータ」という意味で、どういうふうになデザインをしたら人間の役に立つかを考えています。
今回のプレゼンテーションは、展示物の前で実際に手に取ってのプレゼンや、テレビ電話を使ってのプレゼンなど、今までのKIITalkとは違った新しい形のプレゼントなりました。そしてプレゼン終了後も発表したクリエイターや観客が交って交流が行われました。
次回の「KIITalk vol.7」は、4月27日を予定しております。
プレゼンター希望の方は随時募集しておりますので、ぜひ、ご参加下さい。