こどもSOZOプロジェクト◆9、10月の定例ワークショップレポート

実施レポート◆9月の定例ワークショップ「こども発想をカタチにする」

|日時|9月9日(土曜)、10日(日曜)
午前の部10:00~12:00/午後の部13:30~15:30
|定員|各回20名程度
|対象|子ども(幼児~高校生、保護者も同行可)
|参加費|無料

京都造形芸術大学 名誉教授の水野 哲雄教授をお招きして、発想をカタチにする楽しさを体験してもらうワークショップを実施しました。

まずは廃材の特徴をよく見るために、バランスゲームから。
いろんな素材、大きさ、重さの廃材を安定させるにはどうしたらいいのか?
だんだんコツがつかめてきます。

みんな真剣に水野先生のお話を聞いていました。

こどもSOZOプロジェクトは、市民サポーターの方々と一緒に活動しています。
木工の得意なOさんが、大きな「織り機」を作ってくれました。

 

古着や布を細く裂いたものを、織り機に織り込んでいくと鍋敷き?座布団?のようなものができます。
手の空いた人が少しずつ好きな布を足しているので、みんなの合作ができるのが楽しいです。

自分の手を使って廃材が思い描いたカタチに変わっていくのをみんな楽しんでいました。

 

 

 

実施レポート◆10月の定例ワークショップ「自由発想ワークショップ」

|日時|10月14日(土)、15日(日)
午前の部10:00~12:00/午後の部14:00~16:00
|定員|各回20名程度
|対象|子ども(幼児~高校生、保護者も同行可)
|参加費|無料

10月は廃材を活用した自由発想ワークショップを実施しました。

いつもは木工ボンドやホットボンドでものをくっつけることが多いですが、ボンドでくっつけにくい素材は、頭の中でイメージしていても、思い通りのカタチにできないことがあります。

そこで市民サポーターのKさんから、「ハトメ」と「カシメ」という金具を使ってはどうか?という提案がありました。どちらもクラフト手芸などの材料で、ハトメは穴に紐などを通すことができ、カシメは革の財布やかばんに使われているのをよく見かけます。(他の呼び方もあるようです。)

じゃあさっそくやってみよう!ということで、15日はちょっと高度なものづくりに挑戦しました。
新しい技術をプラスすることで、こどもたちの発想はどう変わるでしょうか?

まずはサポーターからハトメとカシメの使い方を教わります。
ハトメとカシメはほとんど同じで、穴を開ける→金具を通す→専用のペンチやカナヅチで固定するという手順です。

かばんを作りたい子は、型紙で型をとり、ベースになるスポンジの廃材を切ります。

 

カシメで留めながら組み立てていきます。

取っ手を付ければできあがり!

車を作るために、車の座席シートを作っている子もいました。


自分の持っているイメージと、どうやったらそれができそうか、サポーターと真剣に議論しています。

かっこいいシートクッションができていました。

午前の部の最後の見せ合いっこのとき、これをあと3個作らないと・・と言っていましたが、

かっこいい車できてる!!(午後もがんばったみたいです。)

ハトメとカシメを使うことによって、壊れにくいしっかりしたクオリティと、大きなスケールのものを作ることができました。
一人の市民サポーターの方の提案をみんなで実現でき、参加者にも好評だったのでまたやりたいです。

こどもSOZOプロジェクトでは、活動をサポートいただける市民サポーターを募集しています。
現在、約20人の方にご登録いただき、ミーティングや廃材収集、分類、ワークショップのサポートなど楽しく活動しています。

◆子どもの創造性を育む活動に関心がある人
◆決まったプログラムを手伝うのではなく、一緒に作っていく過程を楽しんでいただける人

ご興味を持たれたら、お気軽に神戸市創造都市推進部にご連絡ください。


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