言葉でひもとくファッション

デザインに関わりながら、幅広い活動を展開する方々をゲストにお招きし、仕事の紹介やその進め方、デザインに対する考え方や今後の活動についてなどを、対話を通してひもといていくトークイベント「designers」。

今回のdesignersは、2夜連続開催。ファッションの現状や今後の展望をあらゆる視点から考える、日本で唯一のファッション批評誌『vanitas』の編者である蘆田 裕史氏と、水野 大二郎氏を講師にお招きします。

1日目は、これまでに4号発刊している『vanitas』を振り返りながら、「着ること」だけではない、「語ること」や「書くこと」でのファッションの楽しみ方にふれていただきます。

2日目には、『vanitas』次々回発行予定の第006号の編集会議を行います。ファッションにまつわるどんな情報を、人は求めているのか?参加者のみなさんの、日頃のファッションとの関わりを手がかりに、本当に知りたいファッションのことを考えます。

 

|日時|平成28年12月9日(金曜)、10日(土曜)各日19時~21時

|会場|デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

|参加費|各日500円 |定員|各30名(事前申し込み制・先着順・各回でお申し込みが必要です。)

|申込み|平成28年11月8日(火曜)14時よりウェブサイト(http://kiito.jp/)にて申込み受付開始

|ゲスト|蘆田 裕史(京都精華大学専任講師)、水野 大二郎(慶應義塾大学准教授)

|主催|デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

 

講師プロフィール

蘆田 裕史(あしだ・ひろし)京都精華大学専任講師

1978年、京都生まれ。京都大学大学院博士課程研究指導認定退学。国立国際美術館、京都服飾文化研究財団などを経て京都精華大学ポピュラーカルチャー学部専任講師。共著に『現代芸術の交通論』(丸善出版、2005年)、『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社、2011年)、『A REAL UN REAL AGE』(パルコ出版、2012年)、『現代芸術の交通論』(丸善出版、2005年)、共訳に『無機的なもののセックス・アピール』(平凡社、2012年)など。ファッションのギャラリー「gallery110」、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。

 

水野 大二郎(みずの・だいじろう)慶應義塾大学准教授

1979年、東京生まれ。2008年、英国王立ロイヤルカレッジオブアート・ファッションデザイン博士課程後期修了。芸術博士(ファッションデザイン)。慶應義塾大学環境情報学部准教授。京都造形芸術大学 ウルトラファクトリー・クリティカルデザインラボ ディレクター、DESIGNEAST実行委員、Inclusive Design Now実行委員、FabLab Japanメンバー。共著に『リアル・アノニマスデザイン』(学芸出版社、2013年)、『x‐DESIGN』(慶應義塾大学出版会、2013年)、『FABに何が可能か』(フィルムアート社、2013年)、『インクルーシブデザイン』(学芸出版社、2014年)など。多岐に渡り社会とデザインを架橋する実践的研究に従事している。

 


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