自殺予防対策事業ウェブサービス 3月1日スタート「ストレスマウンテン」

ストレス蓄積度をチェックしてみませんか(ストレスマウンテン)

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神戸市では、神戸のすばらしい資源や魅力をデザインの視点で見つめなおし、磨きをかけることにより、新たな魅力と活力を創り出し、くらしの豊かさを創造する都市戦略「デザイン都市・神戸」を推進しています。この取り組みの一環として、『社会の課題に、市民の創造力を』 をテーマに、社会課題をデザインの持つ美と共感の力で解決するissue+designプロジェクトに参画しています。

この度、デザインを活用し、「こころの健康(自殺予防対策)」について、あなたやあなたの大切な人のストレスを自己チェックできるウェブサイト「ストレスマウンテン」を、平成25年3月1日からスタートします。また、これに先駆けて平成24年12月、20代~50代の市民1,240人に日常生活に関するストレスについてアンケート調査を実施しました。

警察庁の自殺統計の発表によると平成24年の自殺者は27,766人。日本の自殺死亡率は、欧米の2~3倍の水準であり近年では若年層の自殺者が増加傾向にあります。神戸市でも年間300人以上の方が自殺で命を亡くされています。今回、日常生活におけるストレスに関する調査結果を発表するとともに、「ストレスマウンテン」を通して、ストレスとの付き合い方や悩んだ時の相談先・対策などに関する情報提供を行いたいと考えています。

■神戸市自殺予防対策事業ストレスチェックWEBサイト

「ストレスマウンテン」

3月1日より神戸市がオープンするウェブサイト「ストレスマウンテン」は、当てはまる項目をクリックすれば、近い将来に、精神的な不調をきたす危険度の目安を算出し、その結果に応じてストレスとの付き合い方、相談窓口、医療機関、専門家の紹介など、「こころの健康対策」をアドバイスします。

ストレスとは、さまざまな負担に対する心身の反応のことです。多少のストレスがあった方が集中力とやる気が高まるという良い面もありますが、ストレスが大きかったり、長く続いたりすると、こころだけでなく身体の調子を崩すことがあります。ストレスに適切に対処するためには、自分にどの程度のストレスが蓄積しているのかを認識(ストレスの外在化=見える化)する必要があります。

神戸市では、市民1240名を対象に実施したアンケート調査を元に人が日常生活で経験する出来事のストレスの大きさを数値化いたしました。これは、アメリカの心理学者ホームズ氏らによる研究成果(ストレス・マグニチュード)をベースに、現在の日本社会に適用したものです。「ストレスマウンテン」では、アンケートにチェックしながら、事前に行った定量調査のデータをもとに画面に表示される山の様子がストレス状態を示していくというものです。

ストレス・マグニチュードについて

アメリカの心理学者ホームズが提唱したストレス尺度。人はどんな時にストレスを感じるものなのかを数値化し、「自分がストレスをどれだけ受けているか」を調査する指標。一般的に、離婚や借金など嫌な状況の変化はストレス(疲労)と捉えられがちですが、実は昇任や結婚など、望ましいはずの出来事でも生活環境に変化が生じることはストレスにつながるという考え方のストレス判定方法です。

ストレスマウンテンM1

ストレスマウンテンM8

ストレスマウンテンA1

ストレスマウンテンA2

■ストレスに関するアンケート調査結果の要点

過去に経験したストレス要因

過去半年間に経験したストレス要因のうち「収入の減少」が約3割(29.2%)で最多。次いで「仕事上のミス」(26.1%)「仕事量の変化」(26.0%)の順になりました。

ちなみに世代別の傾向は、20代では「仕事のミス」(30.0%)「睡眠習慣の変化」(31.0%)「食習慣の変化」(21.0%)「交友関係の変化」(19.7%)が他の世代に比べ高いことに対し、40代50代では「収入の減少」(40代36.8%・50代33.5%)が他の世代より高い傾向になっています。

他には

「精神的に疲れを感じている」(65.8%)、「肉体的に疲れを感じている」(60.2%)。
特に40代では「精神的に疲れを感じている」(70.0%)「肉体的に疲れを感じている」(64.8%)と答えた人が世代別で最多。

3人に1人が「過去に本気で死にたいと思ったことがある」(37.3%)。世代では20代が42.9%と最多。

「仕事・就職活動」「夫婦・男女関係」「人間関係・いじめ・パワハラ・セクハラ」の悩み解決の情報源や手段は「友人への相談」が最多。

詳しくは、下の「アンケート結果」をご覧ください。

■問合せ先

神戸市 企画調整局 デザイン都市推進室 担当:本田 078-322-6575
神戸市 保健福祉局 障害福祉部 こころの健康センター 担当:柿本・村上・古川 078-371-1900
「ストレスマウンテン」広報デスク(プランニング・ボート)福嶋・井上 06-4391-7156
E-Mail:info@issueplusdesign.jp

参考

issue+design プロジェクトとは

神戸市の震災15年+ユネスコデザイン都市認定記念の市民参加型ソーシャルデザインプロジェクトです。生活者の皆さんの声を集め、解決すべき社会課題を発見し、デザインコンペで解決アイデアを募ります。本プロジェクトから生まれたいくつものアイデアが実際の社会課題解決のために実現しています。
2010年度に実施した「避難所+design」からは東日本大震災支援ツール「できますゼッケン」が生まれ、気仙沼市、釜石市、石巻市他の被災地で活用いただいています。同じく2010年度に実施した「耐震化+design」からは、神戸の経験や知恵を日本、世界に活かす市民大学「神戸耐震大学」が生まれ、現在、東日本大震災の復興支援企画を検討しています。

issue+design 過去のアイデア事例左)個人のスキルを可視化しボランティアを支援する 「できますゼッケン」
右)メタボを家族の「自分たちごと」化する 「父カレンダー」


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